2008年07月18日

名探偵モンク (Monk)

文句(もんく)ばっかり言っているのか、それともお坊さん (monk) が探偵に(?)ということではなく、ドラマの主人公である探偵の名前。

さて、「名探偵モンク」こと、エイドリアン・モンク (Adrian Monk) はサンフランシスコ警察 (San Francisco Police Department: SFPD) に所属する優秀な刑事だったが、ある日、愛する妻のトゥルーディ (Trudy) が自動車に仕掛けられた爆弾で殺されてからというもの、精神的に立ち直ることができず、自宅で3年以上も引き篭もり状態 (shut-in) を続けていた。

看護婦のシャロナ (Sharona) のおかげでやっと外に出られるようになり、今では彼女が助手という形で付き添いながら、SFPD の殺人課専属のコンサルタントとして社会復帰している。しかし、強迫性障害 (Obsessive-Compulsive Disorder: OCD) を持っているため、いろんな困難なことにぶち当たる。

と言うと、なんだか深刻で暗い物語のようにも思えるが、どうして、これがなかなかコミカルである。

彼の場合、強迫性障害が極度のきれい好き、整頓好きという形で現れている。したがって、

まず、人と握手ができない。

「はじめまして、○○です」と手を差し出す相手。
「ああっ… うう…」と困惑するモンク。
助手のシャロナに促されてやっと握手。即座にウェットティッシュで手を拭く。怪訝な顔の相手。
「いえ、あの、病気なんで…」

また、犯罪現場 (crime scene) でも、乱雑に置かれているものがあると、わかっちゃいるけど、つい…

「あ、モンク、頼むから触らないでくれよ、犯罪現場なんだからな」

はたまた、ふと見つけた「プチ・シート」。「ぷち、ぷち…」などと言わせながら現場検証。

「おい、行くぞ」
「あ、あの、ちょっと待って…」

このプチ・シート、つぶし始めたら最後までつぶさないと、く、苦しいんですっ… てなことで、そこは彼の事情をよく理解している警部、「しようがないなあ、おい、手伝ってやれ」なんてことに(?)。

しかし、こんな潔癖症が役に立つときもある。

たまたま犯人を目撃したモンク。「さっそく似顔絵を」ということになった。

「こんな感じですか?」
「う〜ん、もっと大きくてふっくらしてて…」
「じゃ、こうですか?」

そして、かなりの時間が経過。

「そこはもうちょっとこうで… うん、そうそう」
「あのー、ところでモンクさん、まだ似顔絵、犯人の片耳しかできてないんですけど」
「だって、私は片耳しか覚えてないですよ」
「ええっ〜?」
「いや、耳は顔と同じで、この世の中に誰一人、人と同じ耳を持っている人はいません」

ということで、見事、「耳」だけで犯人を逮捕するモンク。いや、さすがに名探偵。

ただし、このドラマ、推理のからくり自体は甘く、たいてい犯人は最初の段階でわかってしまうことが多い。
































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